犬服型紙のサイズ選びに迷った時は・・・


サイズ選びに迷った時は、下記を参考にしてください。

1)サイズ選びの優先順位について

首、胴、着丈、体重と4つ測っていただきサイズを選んでいただきますが、優先順位としては、

 ①胴まわり
 ②首回り
 ③体重
 ④着丈

でお選びください。

着丈が一番最後なのは、着丈の調節が一番簡単で、逆に胴回りの調節が一番難しいので、
できるだけ胴回りは触らずにいけるようにしたい為です。

2)ゆとり分について

胴回り、首まわりなどぴったりで測ったあと、ワンちゃんが動きやすいようにゆとり分を足します。

ニット生地で作る場合は、

  • 小型犬(3S~M、DS,DM)で胴回りに2~3cm、首まわりに2cmほど
  • 中型犬(L~3L、FB)で胴回りに4~5cm、首まわりに2~3cm
  • 大型犬(4L~8L)で胴回りに7~8cm、首まわりに3~4cm

布帛で作る場合は(ダウンジャケット、レインコート、シャツなど)

  • 小型犬で胴回りに4~5cm、首まわりに2~3cm
  • 中型犬で胴回りに6~7cm、首まわりに3~4cm
  • 大型犬で胴回りに8~10cm、首まわりに5~6cm

※首まわりの方が少ない理由は、犬服の場合、ワンちゃんには肩がないので、
 首まわりが大きすぎると洋服が下にずれてくるためです。首まわりはぴったりでも大丈夫なぐらいです。
※布帛は伸びないので、ニットより余分にゆとりを入れる必要があります。
 例:胴回り43cm、首まわり26cmのワンちゃんでトレーナーを選ぶ場合
 小型犬ですので、胴まわりは45cm、首まわり28cmでMサイズ(胴47cm、首29cm)をお選びください。

3)全体的に大きい・小さい場合

拡大・縮小コピーをしていただくとよりぴったりに合わせることができますので、胴回りが近いサイズをお選びください。
その胴回りを元に、拡大・縮小コピーしてお使いください。

例:胴回り46cmのダックスちゃんで、DSは小さく、DMでは大きすぎる場合のダウンジャケットの選び方。
ダウンジャケットは布帛で作りますので、胴回りに5cmゆとりを入れます。

胴回り51cmとなりますので、DM(53cm)が一番近いサイズです。

51 ÷ 53 = 0.962

DMの型紙を97%で縮小していただくと、胴回り51.4cmの型紙が出来上がります。

4)胴回りや首回りのどちらかだけ極端に大きい・小さい場合

胴回りや首回りのどちらかだけ極端に大きい・小さい場合は、個別で型紙補正をしていただく必要があります。
その場合は、「型紙の補正方法」などをご覧ください。

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