2-1.サイズについて【犬用】
サイズ選びに迷った時は、下記を参考にしてください。
型紙のサイズを選ぶ前に、ワンちゃんのサイズを測りましょう。
POINT
・ワンちゃんの機嫌が良いときに測ります。
・立たせた状態のほうが測りやすいです。
①着丈:首の付け根(首輪を付ける部分)~しっぽまでの間の好みの長さ
②首まわり:首輪を付けるあたりの首まわりの長さ
③胴まわり:前足の付け根を通る、胴まわりの一番太いところの長さ(背中の中心線と直角になるように測ります)
④体重
首、胴、着丈、体重と4つ測っていただきサイズを選んでいただきますが、優先順位としては、
1.胴まわり
2.首まわり
3.体重
4.着丈
でお選びください。
着丈が一番最後なのは、着丈の調節が一番簡単で、逆に胴回りの調節が一番難しいので、
できるだけ胴回りは触らずにいけるようにしたい為です。
milla millaの型紙は仕上がりサイズになっていますので、ワンちゃんのサイズを測った後、以下のゆとりを加えたサイズを基準に型紙サイズを選んでください。ゆとりはワンちゃんの大きさや使用する生地、作るアイテムによって異なります。
ニット生地で作る場合のゆとり
タンクトップやTシャツなど
小型犬(3S~M、DS、DM):胴まわりに2~3cm、首まわりに2cmほど
中型犬(L~3L、FB):胴まわりに4~5cm、首まわりに2~3cm
大型犬(4L~8L):胴まわりに7~8cm、首まわりに3~4cm
布帛(伸びない生地)で作る場合のゆとり
ジャケット、レインコート、シャツなど
小型犬(3S~M、DS、DM):胴まわりに4~5cm、首まわりに2~3cmほど
中型犬(L~3L、FB):胴まわりに6~7cm、首まわりに3~4cm
大型犬(4L~8L):胴まわりに8~10cm、首まわりに5~6cm
※首まわりの方が少ない理由は、犬服の場合、ワンちゃんには肩がないので、首まわりが大きすぎると洋服が下にずれてくるためです。首まわりはぴったりでも大丈夫なぐらいです。
※布帛は伸びないので、ニットより余分にゆとりを入れる必要があります。
例:胴回り43cm、首まわり26cmのワンちゃんでトレーナーを選ぶ場合
小型犬ですので、胴まわりは45cm、首まわり28cmでMサイズ(胴47cm、首29cm)をお選びください。
拡大・縮小コピーをしていただくとよりぴったりに合わせることができますので、胴回りが近いサイズをお選びください。
その胴回りを基に、拡大・縮小コピーしてお使いください。
例:胴回り46cmのダックスちゃんで、DSは小さく、DMでは大きすぎる場合のダウンジャケットの選び方。
ダウンジャケットは布帛で作りますので、胴回りに5cmゆとりを入れます。
胴回り51cmとなりますので、DM(53cm)が一番近いサイズです。
51 ÷ 53 = 0.962
DMの型紙を97%で縮小していただくと、胴回り51.4cmの型紙が出来上がります。
胴回りや首回りのどちらかだけ極端に大きい・小さい場合は、個別で型紙補正をしていただく必要があります。
その場合は、「型紙の補正方法」などをご覧ください。